或る少女のその後
「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」

腰まで伸びた赤い髪をツインテールに束ねた少女が、青いハイレグ水着一枚だけ着てひたすらハイグレポーズを取っていた。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(うぅ……こんな恥ずかしい格好したことないのに……)

彼女は自分の常識外れの格好、奇怪な行動に顔を真っ赤にしてしまっていたが、体はリズムよくハイグレポーズを続けている。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(ハイグレの度におっぱいが揺れちゃう……こんなのはしたないよ………)

ハイグレポーズの度に彼女の大きな胸はプルンプルンと、まるで意志を持つかの様に上下に揺れ動く。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(それに……どうしよう…アソコの毛はみ出てる……)

青いハイレグ水着は股間の布地が狭いせいか彼女の陰毛が自己主張激しく布地の両端から露になっている。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(いつまで……こうしなきゃいけないのかな……)

彼女の中でぼんやりとした不安が抱かれ始める。
終わりのないハイグレを続ける生活。
そんな絶望的な未来を想像してしまっていた。


「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(あれは……パンスト……兵…様…)

暗い考えを巡らせていた彼女の目の前に現れたのは一人のパンスト兵。
ハイグレ人間としての常識を押し付けられた今の彼女はまったく知らない筈のこの異星人の名前も勝手に理解していた。
そしてこのパンスト兵が彼女にとっては上位の存在だということも。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(近づいてきた………なんだろう……?)

パンスト兵は彼女のすぐ近くまで来ると無言でただそのいやらしい目線を彼女の胸に向けた。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(パンスト兵様が…私の揺れてるおっぱい見てる……見ないで………揺れないで…)

パンスト兵からの視線を釘付けにする大きく揺れる彼女の胸は熱い視線に答えるかの様にプルンプルンと挑発している。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(ずっと見てる……私のおっぱい好きなのかな…?)

思考が麻痺し始めている彼女がそう思った頃合い、胸に満足したのかパンスト兵の視線は彼女の胸から下がっていき、激しく水着が食い込む股間の前でストップする。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(えっ、や、やだやだっ!パンスト兵様私のアソコ見てるっ)

そんな彼女の嫌がる気持ちを踏みにじる様にハイグレポーズの度に彼女の身体はパンスト兵に見せつける様に股間を強調するポージングを取る。

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
(あぁぁ…うぅ……隠したいよぉ…パンスト兵様が……はみ出てるから見ないでぇぇ……)

最早パンスト兵に見せつける為にハイグレポーズを取っている様にしか見えず、彼女はパンスト兵の視界に自分の陰毛がはみ出た股間をアピールする羽目になった。


しばらく彼女の身体を眺め、満足したのかパンスト兵は彼女の背後に移動し、欲望まみれのその手で肩を叩く。
するとハイグレポーズを取る動きが止まる。

「ハイグ………嘘…止まった………あれ!?喋れてる……!!」

動きが止まった喜びと思ったことを声に出せることに驚く彼女。
そんな彼女を気にもとめずパンスト兵は腕を伸ばし、彼女の胸に、その柔らかな乳房にそっと手を置く。

「え、えっ!?な、なにを…んんっ!?」

パンスト兵は水着の上から彼女の大きな胸を優しく、がねっとりと撫で回す。

「や……やだぁ……やめて……」

拒否の言葉を口から溢してもパンスト兵の動きは止まることはなく、彼女の水着を執拗に撫でる。
するとパンスト兵の手に硬い何かが触れる。

「んんっ!?そこは……ダメっ…乳首ぃ……」

パンスト兵の愛撫に悦んでしまったのか彼女の乳首は水着の上からわかるくらい屹立する。

「ダメ!やだっ!あんっ!乳首撫でないで!ふぁぁ…!」

パンスト兵は彼女の勃起した乳首を今まで通り胸を撫で回す時に一緒に撫で回した。
胸を撫でられるのが気持ち良いのか彼女の水着の股間の生地は既にタラタラと愛液を溢し始めている。

「あっ!やっ、やだっ!あ、アソコ…濡れちゃ…撫でないでよぉ…」

彼女の意志は拒否を示すものの既にハイグレ洗脳に堕ちた身体はそうもいかず、パンスト兵の愛撫に従順に喜びを得てしまっていた。

そんな中パンスト兵は彼女のふとももに手を添え足を持ち上げ、片足で立つだけの状態になる。

「えっ…な、何を……うあ!?」

足が上がった事により、水着の食い込みが更に増し、彼女の思考に雷に撃たれた様な衝撃を与える。

「ぁ……やだ…胸……足…アソコ……やぁ…」

パンスト兵のボディタッチに対し実際に嫌だと思う気持ちが、洗脳され生み出されるハイグレ人間としての快感に攻め込まれぶつかり合い、耐えきれず彼女は何も考えられなくなっていた。

(私……どうなっちゃうのかな………)

パンスト兵はただひたすらに胸とふとももを撫で回す。
撫で回す以上の事はせず、乳首が勃起しようが愛液を垂れ溢そうがパンスト兵はそこに踏み込まない。

(きっと…こんな悪夢……終わるはず……)

パンスト兵のいつ終わるかもわからないボディタッチを悪夢と思う彼女。
洗脳が完了していないからそう思うのであり、洗脳完了していたら大層名誉ある行為だが、年頃の少女には悪夢にしかない。

嫌がる気持ち、喜ぶ身体、水着への嫌悪、求める女の本能。
あまりにもごちゃごちゃ混ざりあった彼女の脳内はショートし、彼女は気を失う直前にいた。
最後に頭にあったのは未来への願望。

(次に…起きたら………きっと…私は…)
kirikiri
2018年03月20日(火) 23時05分51秒 公開
■この作品の著作権はkirikiriさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
UFO動画のとある娘とコラボしたSSになります。
初SSなので色々至らない所もあると思いますがたぎる欲望のまま書けたと思います。

コラボに関して動画制作者の重金属さんには感謝の限りです。ありがとうございました。

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