目指せ!ハイグレハーレム!2 18禁
作者注・・・当作品は18禁です。念のため。

      また固めなど作者の趣向が色濃く出ています。その点も御注意
      ください。

10月6日 完結しました。
 


「ねえ、太郎様。太郎様はどんな娘をハイグレ人間にして欲しいですか?」

「うん?」

「あ、私も知りたいです」

 ハイグレ人間カオリの質問に、彼女の姉であるアヤも食いついてきた。

 2人をハイグレ人間にして3日、今僕たちはベッドの上にいて僕は素っ裸、そして2人は着ているハイレグを自分たちや僕の体液で汚しています。

 はい、誰が見てもわかるとおり3人一緒に色々やってましたとも。最初の日はちゃんと一人ずつ順番だったのに、その翌日には2人一緒に突撃してくるんだから・・・洗脳の仕方間違えたかな?

 とは言え、据え膳食わぬはなんとやら。女の子、それもハイグレ人間たちの方から求められた以上、主人としては断りにくい。

 結局付き合いましたとも。で、やることもやって、3人川の字になってベッドに横になって、しばらく経って落ち着いたところで、冒頭のカオリの質問ね。

「何でそんなこと聞くの?」

「だって、これから太郎様はハイグレ人間のハーレムを築くんでしょ?そうなると、私たちも、もっともっとハイグレ人間を増やさなきゃいけないじゃないですか」

「そうそう。そのためにも、太郎様がどんなハイグレ人間をお求めか教えていただかないと」

 そう言うことね。なるほど。確かにカオリの場合は、彼女には言っちゃ悪いがハイグレ銃の試し撃ちのような物だったし、アヤの場合はカオリの身近にいたからと言う理由が大きい。

 ああ、もちろん僕としてはハイグレ人間として尽くしてくれてる2人には満足しているけどね。

 それでも、僕なりにハイグレ人間にするならこんな女の子がいいという願望くらいはある。

 僕自身が撃って洗脳するという手段もあるけど、彼女たちがそれをしてくれるなら、ハーレムの規模も質もより一層充実するだろうな・・・よし。

「そうだね。僕が求めるのは・・・」



「おはよう香!」

「うん、おはよう!」

 あたしはいつも通り登校した高校で、さも人間の時のように挨拶しながら、挨拶してきた娘の品定めをする。

(この娘じゃないな)

 私は太郎様が所望した女の子の条件と、今の娘が合致しないことを悟る。

 太郎様の願いでもあり、あたしたちの仲間に加わる大事なハイグレ人間候補だ。しっかりと品定めしないといけない。

 太郎様は「まあそう気負わずにね」と寛大なお言葉を口にしたが、太郎様に忠誠を尽くす以上、やはり出来るかぎりのことはしたい。

・・・いけない、太郎様のことを考えてるうちに、アソコがキュンとしてきた。

「はう、太郎様。太郎様のためとはいえ、ハイレグを着られないのが残念です」

 今のあたしは、あとついでに今頃会社に出勤してるであろう姉さんもだけど、ハイレグは着ていない。普通の人間の服だ。

 ハイグレ人間になったあたしたちにとって、今さら服を着る必要なんてないんだけど、太郎様の「万が一のバレを防ぐために、人目につくところじゃ普通に服着てね」と頼まれている以上やむをえない。

 不本意だけど、ハイグレ銃の解除モードを使って普通に服に着替えた。

 本当に残念だけど、人間の格好に戻ることに、メリットがないこともない。再びハイグレ人間の姿に戻る時に、光線を浴びれるからだ。

 人間からハイグレ人間にされた時はわからなかったけど、ハイグレ人間になってから改めて光線を浴びると、とてつもなく気持ちいい。服が消え、ハイレグが体に貼りつくように体を覆っていく瞬間のあの快感は、何度浴びても飽きない。むしろ癖になる。

「あん!いけない」

 光線を浴びる瞬間を思い出すと、体が余計に火照ってきた。しかしまさかこんな所でイクわけにはいかない。

 あたしは必死に体を宥める。

「はう・・・」

 と危うく爆発する所だった体を抑え込んだ。

「ちょっと、大丈夫ですか?」

「ふぇ!?」

 声を掛けられて焦る。まさか見られた!?

「なんか体を強く抱きしめていたようですけど、どこか気分でも悪いんですか?」

「いや、大丈夫。何でもないから」

 あたしは作り笑顔で声の主に応える。

「なら結構。でも本当に体調が悪いのなら、保健室に行くか帰って休みなさい。無理して風邪を広めたりする方が、余程迷惑ですから」

「あ、はい。風紀委員長」

 声を掛けてきたのは、風紀委員長だった。危ない危ない。さっきの言葉を聞かれていたら、どんな追及を受けたことやら・・・

「じゃあ、私は行きますから」

 風紀委員長の背中を見送り、とりあえず安堵の溜息を吐く。

 で、ちょっと落ち着いたところで。あたしはあることに気づいた。




 その日の夕方

「ちょっと!ここは何ですか!?私を一体どうする気ですか!?」

 太郎様にオーケー貰って、帰り道で拉致した委員長が目を覚ますなり、声を上げている。

 ふふふ、そんなに慌てなくてもいいのに。

「大丈夫よ、風紀委員長。何も心配いらないから」

 あたしが声を掛けると、委員長があたしの方を振り向いた。

「あなたは!朝の!!これは、一体何がどうなっているんですか!?説明しなさい!」

「フフフ・・・説明なんていらないよ。だってすぐに、その体で分かるから。太郎様、お願いします」

「はあ!?」

 と風紀委員長が口を開けた瞬間、あたしたちのいる部屋の中を、ハイグレ光線の光が充満した。




「いやあああん!」

 光線を浴びた瞬間、あたしは口から思いっきり歓声を漏らした。やっとハイグレ人間に戻れるのだから、嬉しくてしょうがない。

 光線を浴びると、邪魔だった制服や下着の感触が消え、その代わりにハイレグ水着のピッチリした感触が体を覆っていく。

「ああん!」

 胸がグッと肩と背中で押さえられ、そして股間のアソコをギリギリ隠すだけの生地で締め付けられる感触。

 これだけでも凄まじい快感で、あたしがハイグレ人間になったと自覚させてくれる。

 今回の光線は服の変換が30秒だった筈。外からはチカチカと光線に包まれた私の服が入れ替わる光景と、その服の変化に恍惚となっているあたし自身の顔が見えているはずだ。

 太郎様曰く「ハイグレ人間はハイレグを着てハイグレポーズを取るだけでも魅力的だけど、光線を浴びてハイグレ人間になる瞬間も甲乙つけ難いくらいに魅力的だと思うんだ」

 今ハイグレ人間に変身しているあたしたちの姿を、太郎様が見ている。そしてきっと、喜んでいただけている筈だ。そう考えるだけで、私の心は余計に高ぶる。

 しかも今回は・・・

 と考えている間に、光線が消えた。服の変換が完了した瞬間だ。もちろん、これで終わりじゃない。むしろ、ここからが本番だ。

 あたしは自らの意志で脚を開いて腰を落とし、両手を降ろす。最初の洗脳時は強制的にやらされたけど、ハイグレ人間であるあたしは自分で自然にしてしまう。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 自分がハイグレ人間になった証を連呼し、腕を上下に振り上げ、体も合わせて上下させる。

「ハイグレ!ハイグレ!ああ、最高!」

 体を動かす度に、貼りついた生地があたしの体を刺激する。やっぱりハイグレ人間にしていただいて良かったと、心底思う。

 そして風紀委員長、あなたもね。

 あたしは、変身を終えた風紀委員長を見据えた。




「いやああああ!?」

 目の前がピンク色に染まり、体中を感じたこともない、得体の知れない感触が走り抜けました。私は、驚きのあまり体をキュッと閉じてしまいます。

 本当に訳が分かりません。学校の帰り道、突然意識を失い、気が付けば知らない壁と天井の部屋に立っていました。

「ちょっと!ここは何ですか!?私を一体どうする気ですか!?」

「大丈夫よ、風紀委員長。何も心配いらないから」

 訳がわからず声を上げる私が声のした方を見ると、朝声を掛けたあの女子生徒がいました。

「あなたは!朝の!!これは、一体何がどうなっているんですか!?説明しなさい!」

 しかし彼女は私の問いには答えず、逆に不敵な笑みを浮かべながら。

「フフフ・・・説明なんていらないよ。だってすぐに、その体で分かるから。太郎様、お願いします」

「はあ!?」

 とまたも私が声を上げた瞬間、私たちのいる部屋の中がピンク色の光で包まれました。

「ちょっと!何が起きているんですか?」

 着ている服の感触が消えていく。上着もブラウスもスカートも、下着のブラジャーやスリップ、ショーツまで。

 ただ裸になっているわけではなさそうです。でも。

「キャア!?」

 消えた服の代わりに、何かが体を包んでいきます。やたらピッチリして貼りつくような。そして胸が激しく抑え込まれ、アソコガ今までにない締め付けを感じた瞬間、私は普段出さないような恥ずかしい悲鳴を上げてしまいました。

 そして両腕と両脚の大部分を、何かが覆ったと思った瞬間、ようやく光が晴れました。

「本当に何が・・・ふぁ!?」

 何が起きたか把握しようとした自分の意志と関係なく、体が勝手に動いてしまいます。脚は大きく開かれ、腰を落としてしまいます。

こんな姿勢を取るなんて恥ずかしいです。さらに、体が動くと体に貼りついた何かが体を刺激します。特に胸やアソコが・・・

それに、何だか脚を持ち上げられているような、変な感触も。

と恥ずかしがり、戸惑ってる間もなく、今度は両腕が降ろされてしまいます。

そして。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 腕を振り上げ、体を大きく上下させながら、私の口から訳の分からない言葉が連呼されます。

「ハイグレ!ハイグレ!体が!口が勝手に!ハイグレ!ハイグレ!」

 一体何が起きているのか、自分の体も口も自分の意志とは関係なく動き、着ている服も目視できませんが、感触からしてさっきまで着ていた制服じゃないです。

 あり得ない事態に私は不安と恐怖、と同時に体全体から感じる快感と羞恥という、混沌とした気持ちに陥りました。

「ハイグレ!ハイグレ!お願いです!止まりなさい!ハイグレ!ハイグレ!もう、ヤダ!」

 とハイグレと言う言葉の間に、自分の言葉を振り絞って口にしてみますが、効果は全くありません。それどころか。

「ハイグレ!ハイグレ!あう」

 段々と気持ち良くなって、不安や恐怖が小さくなってきました。と言うより、ハイグレ以外のことを考えられなくなってきました。

「フフフ。委員長ももうすぐ落ちそうね」

 と、この時になってようやく私はそばにいたはずの、あの女子生徒のことに気づきました。しかし、その姿を見てビックリしてしまいます。

「何なんですか!?その格好は!!」

 彼女の格好は、先ほどまでの制服と似ても似つかぬ、燃えるような赤色(紅色?)のハイレグの水着姿になっていました。大きく開き谷間が明らかな胸元や、大胆にカットされて最低限しか隠していない股の部分など、かなりエッチな格好です。しかも、腕には同色のグローブ、両脚にはやはり同色のニーソックスにハイヒールと言う、余計に色っぽさを加えたものまで着けています。

「これはハイグレ人間の証よ委員長。ハイグレ!ハイグレ!」

 彼女が蟹股になって体を上下させながらコマネチし、私と同じ言葉を連呼します。どう見ても変です・・・変なはずなのに、何故か私はその姿が格好良く感じられました。

「ハイグレ!ハイグレ!どうしてそんな、エッチな格好に。ハイグレ!ハイグレ!」

 おかしいです。どう考えてもエッチで、普段の私なら苦言の一つや二つ向けたくなる格好なのに、強く出られません。

「ハイグレ!ハイグレ!だから、これはハイグレ人間の証よ。すぐに委員長もわかるって。その身をもってね。ハイグレ!ハイグレ!」

「ハイグレ!ハイグレ!そんな、私も。ハイグレ!ハイグレ!」

 ダメです。気持ち良さに頭が回りません。ハイグレと言う言葉が頭を埋め尽くしていきます。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 恐怖や不安、それどころかハイグレ以外何も考えられなくなっていきます。必死に頭を回そうとしますが、もう無理でした。

「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!!ハイグレ!!!」

 私の意識は完全にハイグレに飲み込まれてしまい、一瞬真っ白になりました。

 そして。

「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ人間シモツケ・ナナカ、ハイグレ人間への洗脳完了いたしました!ハイグレ!ハイグレ!」

 私はハイグレ人間に生まれ変わりました。

「おめでとう!ハイグレ人間ナナカ。私はハイグレ人間ユズハラ・カオリよ」

「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ人間カオリさん、ナナカです。同じ太郎様のハイグレ人間として、今日からよろしくお願いいたします!」

 私はハイグレ人間ナナカ。我が主、佐藤太郎様の忠実なハイグレ人間です。

「じゃあ早速、太郎様の所に行こう・・・と、その前にこっち」

「ふぇ!?」

 カオリさんが私の手を引き、どこかへ連れて行きます。

 連れていかれた先には、等身大の姿見がありました。

「さ、これが生まれ変わったあなたよ」

「あ!」

 私はこの時になってようやく、ハイグレ人間となった自分の姿と対面しました。

 そこには、濃い緑色のハイレグを身に付けた自分がいます。カオリさんと同じく胸元は大胆に開き、二つのオッパイに谷間がしっかり見えます。貼りつくような生地は、私の体のラインをくっきりと浮かび上がらせ、鋭い角度で切り込まれたハイレグが、艶めかしさをより助長しています。

 体のそこかしこにあった吹き出物やしみ、傷などは一切なくなり、露出している肌は光り輝いています。もちろん、ムダ毛の類もありません。腑や股間の毛もしっかり処理されています。

 そして、ハイレグと同色のグローブと、両脚にはカオリさんと違って一体化したハイヒールブーツが履かされています。

 人間の時だったら、絶対に受け入れられなかったであろう色っぽいエッチな格好。でも、今の私はハイグレ人間。何の疑問もなく、それどころか歓喜と共にこの格好を受け入れられました。

「はう!」

 私は思わず、両手を顔に付けてうっとりしてしまいました。

「気に入ったようね。さ、行こう」

「はい」

 私はハイグレ人間になれたことと、これから主様に対面する喜びに打ち震えながら、カオリさんと共にハイヒールの音も高らかに、太郎様の所に向かいます。





「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ人間シモツケ・ナナカです!末永くお願いいたします!太郎様!!」

 それはもう眼福と言っていい光景だった。なにせ、僕の大好きな眼鏡を掛けた真面目系女子が、ハイグレ人間として僕に忠誠を誓ってくれているのだから。

 いや、それ以前に洗脳シーンからして既に眼福だった。カオリの時は、ハイグレ銃の試射も兼ねていたので、即変身の即洗脳だった。それはそれで悪くはないけど、ハイグレ人間を楽しむのなら別の選択肢もある。

 ハイグレ人間になる際の着せ替えシーンや、徐々にハイグレ人間として染め上げられていく。そうした光景も中々に見ものだ。

 そこで今回は服の変換に30秒、洗脳完了までを1分とそれぞれ完了までの時間を設定した。それから銃ではなく、多人数をいっぺんにハイグレ人間か出来る広範囲型光線を用いた。これは部屋の中に光線の発射機を何個も設置して、部屋の中全体を光線で満たすようにした。

 だから一緒にいたカオリも同時にハイグレ人間に出来た。しかもカオリの場合は、格好はハイレグにしたけど、精神的には既にハイグレ人間だったから、初めてのハイグレ人間化で不安と抵抗の色を見せたナナカに対して、恍惚として積極的にハイグレ人間化を受け入れていた。その対比も中々に面白かった。

 そして今、そのハイグレ人間化が完成した2人が僕の目の前にいるわけだけど、やはりイイ!英語で言うならexcellentだ。

 ハイレグもよく似合ってるけど、そのハイレグと同色のグローブとニーソ、ハイヒールとの取り合わせも、艶めかしさを引き出している。(個人の感想です)

 別にハイレグだけの格好が嫌いと言うわけじゃないけど、ハイグレ人間の場合基本ハイレグとハイグレポーズというシンプルな外見なので、ニーソやグローブは貴重な発展アイテムだ(重ねて個人の感想です)

 その格好に、僕好みの真面目系眼鏡娘がなっているのだから、もう大満足だ(重ね重ね個人の趣向です)

 もちろん、ユズハやアヤのようなハイグレ人間も大好きだけど、眼鏡を掛けた真面目系の女の子が煽情的な格好とポーズをするってやっぱりいいよね?

「あの、太郎様。何か私に御不満でしたか?」

 あ、いかん。嗜好に耽りすぎて返事してなかった。ナナカがスゴイ不安そうな顔をしてる。

「もし不満がおありでしたら、何なりと御申しつけください。パイズリでもフェラでも中出しでも、なんでも承ります」

 て、真面目そうな顔してスゴイギャップのあること言ってるよ、この娘。

「いや、別にそう言うわけじゃ・・・というか、大胆なこと言うね、君」

「だって、私はもう太郎様のハイグレ人間なんですよ。つまりそれは、この体は太郎様に捧げたものであり、好きなようにしてもいいということ」

 う〜ん。元々の性格が真面目だった分、ハイグレ人間としても真面目になったってわけか。それはそれでいいし、どっちにしろこの後美味しくいただくつもりだったから、悪いことではない。

 しかし、それはそれで芸がないな・・・そうだ。

「今体を好きなようにしてもいいって言ったよね?」

「はい」

「カオリも同じかな?」

「もちろんです。私はあなたのハイグレ人間ですから」

 ハイグレ少女が素直に僕の言うことに従ってくれる。これはもう感涙ものだね。

「うんうん。だったら・・・」




「ひゃん!」

 私の頭の中に、甘美な刺激が走ります。太郎様の手が私の胸を鷲掴みにし、さらにハイレグの大きく開いた胸元から、胸の谷間にも手を伸ばされてしまいました。人間の時を通して、他人にここまで自分の体を委ねるのは初めてです。

 これが人間であったなら嫌悪感で一杯でしょう。しかし今の私は太郎様のハイグレ人間。むしろ、太郎様にエッチなことをしていただけるのは、御褒美です!いえ、太郎様のハイグレ人間になった以上、そう感じないのは裏切りです。犯罪です。あるまじきことです。

「ナナカも中々いいオッパイを持ってるね。そしてお尻も・・・」

「アン・・・」

 太郎様のさらに手が伸び、私のお尻に触れます。ハイレグの細い生地で締め付けられたお尻は、当然布地以外の部分は露出しています。ハイレグ越しに触られ、さらに露出したお尻そのものも触られ、私は自然と甘い声を漏らしてしまいます。

 そして私は今、顔の表情と声しか自らの気持ちを表現する術を持ちません。

「ハウ!太郎様!!」

 太郎様のハイグレ人間になった私は、当然太郎様の御寵愛を、ハイグレセックスで受けるものと思っていました。

 しかしながら、流石は太郎様。私の予想の斜め上を行ってくれました。太郎様が最初にお命じになったのは、私の体を固めるというものでした。固めると言ってもカチンコチンにするわけではなく、口と顔の表情以外の身動きをとれなくするというものでした。もちろん、私は素直にその命令を受け入れ、体を立った姿勢で固められました。

 そして、太郎様は固まった私の体を思う存分楽しまれています。まず、身動きできない体を様々な角度から観察されました。なるほど、確かに真下とか真上とか、中々見られない光景でしょう。

 それが一通り終わると、太郎様は私の体の様々な部分に手を回されています。

 最初別に体をわざわざ固めなくても、命令された通りに立っていればいいのでは?と思いもしましたが、それが甘い考えだと今実感しています。

 私の体は固められてはいますが、感覚は元のままです。なので、普通に恥ずかしい部分を触られたりすれば感じます。

 胸や胸の谷間、腑にお腹、お尻に絶対領域。もし体が固まっていなかったら、胸の時点で腰砕けになっていたでしょう。

「よ、よし。散々楽しませてもらったし、お楽しみのベッドに行こうか」

 私の体を触りつくした太郎様が、何やら少しばかり焦り気味にいいます。どうしたのでしょう?

 その答えは、固まっていた体を解除していただいてすぐにわかりました。太郎様のズボンのアソコが、テントを張っています。

 どうやら、私の体を触りつくしただけで、爆発寸前になっているようです。それを私とのベッドインに備えて、我慢しているのです。

 ああ!太郎様たら。別に固まったままの私を精液塗れにしても良かったのに。

 太郎様がそこまで頑張ってくれた以上、私も誠心誠意、ハイグレ人間として尽くさねばなりません。

「はい太郎様。一緒に気持ち良くなりましょうね」

 私は改めて、ハイグレ人間としてあるべき姿を心に刻みながら、太郎様の腕に自分の腕をからめて、寝室に向かいました。

 あ、もちろんその後無茶苦茶セックスしましたよ。最高でした。




「て、あたしは!?」

 同じく固められたのに、完全にスルーされたカオリが叫ぶ。いや、さっきから叫んでいたのだけど、甘々セックス1分前な2人に完全に気づいてもらえなかった。

「ちょっと!せめて体動けるようにして〜!!太郎様!!!」

彼女が「昨夜はお楽しみでしたね」な太郎と、艶々したナナカに気づかれて固め解除、その後遅刻ギリギリのため、欲求不満のままハイグレを解除して爆走する羽目に陥るまで、あと8時間19秒00!
Y
2018年10月08日(月) 07時44分31秒 公開
■この作品の著作権はYさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
 前回それなりに反応があったので、続き書きました。楽しんでいただけたら幸いです。

 なお、現在のところ冒頭だけで、今後順次書き足して行きます。

 9月30日、追記しました。

 10月6日、追記の上完結しました。

 御意見・御感想お待ちしています。

 第3弾を書くかは感想などを勘案して決定いたします。よろしくお願いします。

この作品の感想をお寄せください。
第3弾もよろしくお願いします。 ハイグレ人間A ■2018-10-07 04:56:49 n10-d-104-059.wainet.ne.jp
眼鏡真面目系をついに攻略!興奮しっぱなしでした。次はどんな子がターゲットになるか気になります。是非とも第3弾もよろしくお願いします! 密かに応援 ■2018-10-06 23:33:46 i121-118-91-126.s41.a036.ap.plala.or.jp
ブーツやグローブのオプション付きは良かったです。今度はどんな娘がハーレムに入るかな。 ハイグレ人間の目 ■2018-10-04 13:48:14 i121-118-91-126.s41.a036.ap.plala.or.jp
これからも楽しみにしています。 ハイグレ人間A ■2018-10-03 23:12:49 n10-d-104-059.wainet.ne.jp
お堅い風紀委員長が洗脳されていく様、興奮しました! ハイグレによる ■2018-09-30 16:24:40 i121-118-91-126.s41.a036.ap.plala.or.jp
続投お疲れ様です。続きを待っておりました!。
次のターゲットは風紀委員という真面目系ちゃんですか。ゾクゾクしますね!。
期待しております!。
密かに応援 ■2018-09-29 13:57:47 i121-118-91-126.s41.a036.ap.plala.or.jp
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