目指せ!!ハイグレ理想郷!!! 6 【18禁】
作者コメント・・・お待たせしました本編となります。

         今回も書けた分だけ投稿し、順次追記していきます。

         なお当作品は18禁となります。

         1月19日完結しました。


(本編ここから)

「「ごちそうさまでした!」」

 僕たちは同時に手を合わせて、食事を終えた。

「ありがとう。大崎さん料理上手いんだね」

 と褒めたんだけど、褒められた彼女はムスッとした。

「もう、鈴木君。大崎さんなんて、人間の時の呼び方じゃない!今の私は、あなたのハイグレ人間なのよ。御主人なんだから、せめてミキて呼んでちょうだい!」

「いや、そう言われても。まだ慣れてないし」

 すると彼女、ハイグレ人間ミキは盛大にため息を吐いて。

「だったら早く慣れてよね。じゃないと、私がハイグレ人間になった意味がないじゃない。ハイグレ!ハイグレ!」

「う〜ん・・・」

「それとも・・・貧相な体の私じゃダメってこと?」

「違う違う!絶対それはない!今のハイグレだって可愛かったし、エロかったし」

 すると、ミキは意地悪そうな笑みを浮かべて。

「だったら。夕食だけじゃなくて・・・この後私も美味しくいただいてね!」

 あ、しまった。堀埋められてもうた。

 僕まだ童貞で、当然未経験。女の子喜ばせてあげられるかな。一応ハイグレ高校で知識として習ったけど、自信はない。

 そんな僕を他所に、ハイグレタイプのメイド服に身を包んだミキは、鼻歌を歌いながら皿洗いをしている。

 どうしてこんなことになったのか?キッカケは半日前のこと。




 僕は元いた次元に戻り、通っていた高校近くの道の影からある人物を見つめていた。見つめる先には、通っていた高校の女子制服に身を包んだ、同級生の小橋環菜さんが歩いていた。

 実は彼女、密かに思いを寄せていた女の子だ。クラスの中で際立って顔がいいとか、際立ってスタイルがいいとか、そう言うわけではないが、スラッとした長身の体型に整った顔、何より誰にでも優しい温和な性格であるのがいい。

 実は僕、キツイ性格の人はダメ。外見や中身よくても、とにかく苦手。

 それはともかくとして、僕はその我がマドンナ小橋さんを自分のハイグレ人間にするべく、ハイグレ光線銃片手に撃つタイミングを図っていた。

 未だに女の子を無理やり洗脳したり、ハイグレ姿にしたりするのは抵抗あるけど、でも田中さんと佐藤さんから「君もハイグレ理想郷に加わったんだから、自分のハイグレ人間持とうね」と言われると逆らえない。いや、別に自分から理想郷加わったわけじゃないんですけどね。でも、しないと僕自身がハイグレ人間にされちゃうかもしれないから、背に腹は代えられない。

 と言う訳で、小橋さんには悪いけど、ハイグレ人間になってもらい「何やってるの?」

「ふぁ!?」

 突然背中から声を掛けられ、振り向く。するとそこには。

「あ!?君は大崎さん!」

 そこにいたのは、僕の同級生の大崎さんだった。狙っていた小橋さんとは対照的に背は150cmもなくて、体型も本人には悪いけどようj・・・スレンダー。顔はクリッとした目が可愛いと言えば可愛いけど、どっちかというと小動物的な可愛さだ。

 でもって性格も、好奇心おう生活神出鬼没なところがあって、隙あらば男女構わずチョコマカと動き回って色々なことに首を突っ込む。そんなんだから付いたあだ名が「コリス」だし。

 そんな彼女に見つかってしまった。これはもう嫌な予感しかしない。

 一方の大橋さんは、僕に名前を呼ばれてキョトンとしている。

「え!?私あなたと会ったことあるっけ?」

 あ、忘れてた。ハイグレ理想郷に入ってから、田中さんと佐藤さんの謎技術で、こっちの世界の人の僕に関する記憶はロックしてあるんだった。

「ま、いいや」

 いいんかい!というか、知らない怪しい動きをする男にいきなり声掛けるって、勇気あると言うか、なんというか。

「あなた今何してたの?しかもそんなおもちゃの銃持って」

「え!?いや・・・」

「怪しい」

 ですよね〜

 しょうがない。ここは。

「逃げるが勝ち!」

「あ!待ちなさいよ!」

 逃げようとしたら、彼女がメッチャ素早く手を伸ばしてきた。そしたら。

「あ!やば!」

 手にしていたハイグレ光線銃が宙を舞った。そして落ちたそれに向かって、大橋さんの手が伸びる。

「もらった!」

「ダメ!」

「あ!ちょっと!」

 光線銃を巡って、僕たちの手が揉みあう。

「返しなさい!」

「おもちゃの銃に何向きになってるのよ!」

「それはこっちのセリフ」

 とにかく、自分取ろうとお互い必死だった。そんなんだからいつの間にか、引き金に手が掛かって。

 パシュ!

「あ!しまった!」

 いつでも撃てるように安全装置外していたの忘れてた!ただ僕に当たっても効果はないようにしてあるから問題なし・・・僕に関しては。

 パシュ!パシュ!

 さらに2度暴発。で、その内の1発が。

「アアアア!?」

 大崎さんに直撃しました。彼女は女の子なので、光線はちゃんと効果を発揮する。つまり、彼女はピンク色の光線に包まれていた。




「アアアア!?」

 私の体をおもちゃの銃から出たピンク色の光が直撃した途端、体中を今まで感じたことのない感覚が駆け巡った。

 痛いとか痒いとか、しびれるとか、今まで体験したどの感覚とも違っていた。

 体を動かそうにも、全く自由が利かない。出来たのは、ただ声を上げることだけだった。

「アアア・・・アア・・・」

 すると、徐々に着ている服の感覚がなくなっていくように感じられた。着ていたブレザーの制服、ブラウス、スカート、さらにはスポーツブラにパンツまで、まるで最初からなかったかのように消えて行った。

 では裸になったかと言えば、違う。

「ア・・・ア・・・」

 服とは違う、何か別の物が体を覆っていく。最初は水着かと思った。でも。

「ウン!」

 やたら肌にピッチリと貼りつく感触と、そして胸やお尻、それから女の子の大事なアソコを締め付ける感触は、明らかに今まで着てきた水着とは違っていた。

 それが何なのか考えようと思った時には、目の前からピンク色の光が消えていた。しかし、私の体は自由にならなかった。それどころか。

「キャ!」

 腕が、脚が自分の意志とは関係なく動く。その瞬間、体に貼りついた何かが私の体を刺激する。思わず声を上げ、自分の体を弄りたかったのだが、私の体はまたも勝手に動く。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 腰を落として、多分蟹股になっているんだと思う。そして腕も降ろされたかと思えば、口からやはり勝手に出た聞いたこともない掛け声と共に、大きく上下させる。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 止めようにも、私の体と口は勝手に動く。そして動く度に、私の体に刺激が加わえられる。その刺激と共に、徐々に私の頭の中に広がるものがあった。

 私はハイグレ人間。鈴木浩のハイグレ人間。ハイグレ人間はハイレグを着て、ハイグレをし、御主人様に身も心も差し出すことを無情の喜びにする。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 ハイグレをすればするほど、私の頭の中にハイグレと言う言葉が響き、そしてハイグレ人間としての存在意義が広がっていく。

 抵抗しようにも、ハイグレの気持ち良さと、そしてその言葉自体がまるで染み渡る様に私の頭の中に、気持ち良く広がっていく。抗いようがない。

「ハイグレ!ハイグレ!」

 頭がボーっとしてきた。もうハイグレ以外の言葉が頭に思い浮かばない。

 もうすぐ完全に私の頭は塗りつぶされる。だけど、全然恐怖とかは感じない。むしろ、早くその快感を受け入れてしまいたかった。

 そして。

「ハイグレ!ハイグレ!!」

 私の頭の中を、ハイグレが完全に埋め尽くした。それは私が人間ではなく、ハイグレ人間となった瞬間だった。

「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレメイド、オオサキ・ミキ!洗脳完了!」

 私は自分がハイグレ人間となったことを宣言する。それは今まで感じたことのない程晴れ晴れとしたものだった。

 同時に、頭の中に自然と様々な情報が浮かび上がってくる。ハイグレとは?ハイグレ人間とは?ハイグレ光線銃とは?そして、私の主鈴木浩とは?

「ハイグレ!ハイグレ!・・・」

 私は一端ハイグレを止めて、御主人の方に向く。すると、御主人。鈴木浩は困ったような顔をしていた。




「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレメイド、オオサキ・ミキ!洗脳完了!」

 彼女がハイグレ人間となったことを宣言した時、ようやく僕はハッと我に帰った。

 彼女を光線が包み、徐々に着ていたブレザーの制服が消えて、代わりにハイレグが装着され、さらに洗脳の過程で悩ましい声を上げながら、徐々に恍惚とした顔になって洗脳を受け入れていくその姿を見て、多分鼻の下は伸びまくって、股間も膨らんでしまったけど、彼女をハイグレ人間にしたと自覚した瞬間、思いっきり困り果ててしまった。

(やっちゃった。まったく関係ない娘をハイグレ人間にしちゃった)

 大崎さん、いやハイグレ人間オオサキ・ミキは、ハイグレポーズを止めて、僕の方を笑顔で見つめていた。

 その姿は、予め光線銃に設定した通りの姿だった。

 彼女が着ているのは、ハイグレメイド服だ。黒のハイレグの上に、白のフリルタップリのエプロンと黒の生地からなるメイド服。それも、スカート部分の前後が大きく切りかかれて、ハイレグの鋭い切れ込みがしっかり見えるハイグレ人間用のメイド服。もちろん、頭の上には白のヘッドドレスに、脚には生地と同色のニーソックスと、エナメルの靴を履いている。

 何でこんな格好かと言えば、僕がメイドスキーだからです。
「ハイグレ!ハイグレ!・・・」

洗脳が済んだオオサキさんが、ハイグレを止めて僕の方を見る。うわ〜。彼女でもやっぱりハイレグの水着姿はエロイな。

「私鈴木君のハイグレ人間になっちゃった」

「みたいだね」

「ええ〜何か反応薄くない?というか、私何で御主人にこんなフランクな口きいてるんだろう?」

「ああ、それは僕がそう言う風に設定したから」

佐藤さんや田中さんは自分のハイグレ人間に様付で呼ばせていたけど、流石にそれは勘弁。ただの高校生の僕が様付で呼ばれるなんて、もう恐縮するしかないよ。かと言ってさすがに呼び捨ては論外。なので、僕のハイグレ人間には、僕のことを君かさんで呼ぶように設定しておいた。

もちろん、ぞんざいな言葉もいやだけど、格式ばり過ぎた敬語も嫌だから、極々普通のフランクな会話ができるようにも。

で、実際にこうやって話してみると、そう設定して良かったと実感。とにかく、話しやすい。

「とにかく、ここに長居するのもなんだし。向こうへ行こうか」

「うん、鈴木君」

 向こうとは、もちろんハイグレハーレムのこと。そのあたりはちゃんと彼女もわかってるらしい。洗脳様々だね。



「ちょっと!埃が大分溜まってるじゃない!ちゃんと掃除しなきゃ!あーあ、洗濯物も溜まってるし。御飯も、レトルトやインスタントばっかり!体壊すわよ!」

「男の一人暮らしにあまり期待しないで欲しいな」

 ハイグレハーレムの僕の家を見るなり、ミキから機関銃の如くお小言が・・・いや、そう言われてもさ。いずれハイグレ人間が増えるだろうからって、佐藤さんからでっかい家もらったけど、正直男の一人暮らしには大き過ぎ。しかも、僕自身一人暮らしの経験ないし、家事も母親をちょっと手伝う程度だったから。

 何を言いたいかというと、そこまで手が回らず生活面ではズボラだということで。

「仕方がないわね〜私がやってあげる」

「お願いします」

 しかし、オオサキさんの家事能力てどんなもんなんだろ?格好はハイグレメイドだけど、あれは格好だけで能力は付与してないからな〜

 と言う心配は杞憂だった。

「行くわよ〜!!」

 めちゃくちゃスゴイ勢いで家事をこなしていきます。多分常人の数倍の早さじゃないかな?

 あっという間に家の中はピカピカになって、洗濯物は片付いていく。

「スゴイ!」

「えへへ。こういう手伝いは小さいころからしてたから。しかも、ハイグレ人間になって体力も上がってるしね〜」

 なるほど。元々得意だったのか、ハイグレ人間化して強化されたわけか。

 で、そのままの勢いで夕食も作ってくれた。

「これはもう感動するしかないな」

 絶対にありえなかった温かい手料理が、机の上に並んでる。ただところどころに鰻やオクラや山芋料理が目に付くんだけど・・・狙ってる?

 ま、何にしろせっかく作ってくれたんだから。

「いただきます!」

 ちなみに、普通に美味しかった。



「それじゃあ、末永くお願いするわね」

「う、うん」

 で、夜。寝室に置かれた巨大なベッド。今までは僕一人だけ寂しく寝ていたこの場所に、今日初めてハイグレ人間が一緒にいる。

 メイド服の上着を脱いで、黒のハイレグとニーソックスだけになった彼女。うん、普通にエロイ。

「そ、その・・・」

 モジモジしながら、顔を赤くしておずおずと口を開くオオサ・・・じゃなくてミキ。

「何?」

「私あんまり発育良くないけど、精一杯御奉仕するからね」

 いや、甘い声で上目遣いで言われたら、普通に煩悩直撃するんですけど!!

 え〜い!僕も男だ!覚悟を決めて!!

「キャ!?」

 彼女を抱き寄せて、キスをした。



 鈴木君のハイグレ人間になった私。彼のハイグレ人間となった以上、なんであれ彼に全身全霊をもって仕えるのが仕事だ。もちろん、それは女として男である彼に奉仕するということも意味する。

 でも、はっきり言って私の体は自分自身で言うのもなんだけど、そんな豊かではない。同年代の女の子たちに比べてささやかな胸の膨らみに、メリハリの足らない腰やお尻。何より体自体小さい。

 そんな私に、彼は満足してくれるだろうか?彼が最初狙っていた小橋さんに比べて貧相な私に・・・

 何気なく彼にプレッシャーを掛けて置いたけど。

 私は不安を押し殺しながら、夜のベッドインを迎えた。

 彼に少しでも魅力的と思ってもらえるようにがんばってみる。そしたら・・・

「キャ!?」

 彼が私の肩を掴み、強引にキスをしてきた。途端に、私の頭に甘い電撃が走り、一気に体から力が抜ける気がした。

 彼はそのまま私を抱き寄せる。そして、ハイレグの生地越しに熱いものが触れる。

(あ、良かった。興奮してくれてる)

 私は満足しながら、その後はされるがままになった。

 私のささやかな胸が彼の荒い手つきで揉みしだかれる。ハイレグの生地から露出した太ももや、小さなお尻を、いやらしく撫でまわされる。数えきれないほどのキスをされる。

 その度に私は甘い声を漏らし、歓喜に打ち震えた。

 そして。

「いくよ」

 あ、ついにその時が。

「うん・・・」

 私が同意して小さく頷くと、彼のオチンチンが私のハイレグの股布の、アソコの部分に宛がわれた。そして、その布を貫通するように、私の中に挿し込まれた。

 ハイグレ人間と人間がセックスする場合、ハイレグの生地を捲って性器を露出させるというのが今までの方法だったらしい。でも、私が浴びた改良型のハイグレ光線銃では、直接ハイレグの生地の上からセックスできるようになった。

 ただし、そのためにはハイグレ人間とセックスする側の人間の心が繋がらなければならないらしい。つまり、一方的なレイプでは性的な関係が成立しない。

 だから、今の私と彼は本当に身も心も繋がったということ。そして、私たちのセックスはクライマックスを迎えた。

「ハイグレ人間ミキ!僕、君のことを愛してるよ!」

「ああ!鈴木君!」

 彼の精液が私の膣を満たして行く。その瞬間、私は果てた。



 目覚まし時計の音に起きると、昨晩セックスをしたミキは既にいなかった。

「おはよう、鈴木君」

 すると、寝室の扉が開いて、既にハイグレメイド姿のミキが入って来た。

「ああ、おはよう。ミキ」

 彼女は僕の横までくると、ベッドに並んで座って、そのまま腕を絡めてしなだれかかる。

「えへ!私本当に身も心も鈴木君のハイグレ人間になっちゃった」

「・・・その、ありがとう。これからもよろしく頼むよ」

 恥ずかしくて上手く言葉が出てこない。

「もちろん・・・私、まだまだ貧相だし、ハイグレ人間になったばっかりだから色々ダメなところもあると思うけど、一生かけて鈴木君のハイグレ人間としてがんばるからね」

 だからその上目遣い破壊力ヤバいって!

 しかも、こっち起き抜けだし!

「あ?」

 彼女の視線が、裸のままの僕の股間に行く。

「・・・」

「・・・」

「・・・もう一戦してもいいよ」

 やっぱり僕には出来過ぎたハイグレ人間だな。ならば、少しでもその期待に応えるのみ!

 僕は彼女をベッドに押し倒した。



 こうして、当初の目論見とは違ったけど、出来るハイグレ人間を手にした僕。

「やったな、鈴木君」

「へえ、君ロリが趣味だったんだ」

「可愛いハイグレ人間じゃないですか。大切にしてあげてくださいね」

「とてもお似合いですよ」

 御近所さんに挨拶まわりすると、皆さん祝福してくれた。

 そして、ミキは本当に期待以上のハイグレメイドだった。家事に御近所付き合い、そして夜の奉仕まで、僕には不釣り合いなくらいの出来の良さ。本人は体のこと気にしてるけど、そんなの関係ないくらいハイスペックだった。

「最初のハイグレ人間ができる娘だと、後々楽させてもらえるかもよ」

 と佐藤さんに言われたけど、それを僕はすぐに実感することとなる。

「いや〜。ハイグレ人間ミキの実家が神社で良かったよ。おかげで、ハイグレ巫女付き神社が出来た」

「ありがとうございます!ハイグレ!ハイグレ!」

 ミキの実家が神社とわかり、佐藤さんの提案でハイグレ神社が建立された。ちなみに神様は某アニメの魔王・・・ではなくて、普通にハイグレの神だそう。

「あれはあくまでアニメのキャラクターだからね。ここに祭るのは、全てのハイグレ趣味を統べる神様だよ」

 佐藤さんが力説した。まあ、日本には八百万の神々なんて言葉もあるし、そんな神様もいてもいいか。

 そしてその神社で働くハイグレ巫女に、実家が神社のミキがなるのは当然だった。なので今日は、下がハイレグの切れ込みが見えるハイグレ巫女姿の巫女服に彼女は身を包んでいた。

 これはこれで可愛いけど、本職は僕のハイグレメイドなので、ハイグレ巫女に助っ人が必要となる。でも、その助っ人はちゃんと用意されていた。というより、ミキが用意した。

「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ人間カンナ!ハイグレ巫女としてこの神社に仕えます!」

 スラッとした長身の体型に整った温和そうな顔の女の子が、ミキと同じハイグレ巫女になってハイグレしている。

 僕が最初に狙っていた小橋さんを、ハイグレ巫女として連れてきました。もちろん、彼女も僕のハイグレメイド兼任です。

 出来るハイグレ人間恐るべし!



Y
2019年02月23日(土) 05時40分09秒 公開
■この作品の著作権はYさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
御意見・御感想お待ちしています。採用するかはわかりませんが、キャラやシチュ、世界観など何かありましたらお願いいたします。

さて、次は誰で書こうか?佐藤か田中かはたまたハイグレ人間か?

この作品の感想をお寄せください。
できたハイグレメイドを持てて良かったですね。私も欲しいくらいです。
おまけにもう1人の娘も仲間にできて、まさに一石二鳥です。
次回も楽しみに待っています。
密かに応援 ■2019-01-20 15:14:51 opt-122-248-66-170.client.pikara.ne.jp
ネタ提供です。ミステリアスで物静かな女子生徒は現実に退屈し、非日常に行きたいと呟いていた。それを聞いた鈴木君が彼女に話してみると、記憶操作や面白さからハイグレ人間になってみたいと承諾する。場所は図書室で、ミキを証人に。かなり無理がありますが、使っていただければ嬉しいと思います。 密かに応援 ■2019-01-18 22:56:37 opt-122-248-66-170.client.pikara.ne.jp
こういう予想外な展開もまた面白くていいですね。鈴木君が意中の娘をモノにする日を期待して待っています。ところで記憶をロックする技術があることを知りましたので、それ関連のシチュを考えてみようと思います。 密かに応援 ■2019-01-15 17:14:56 opt-122-248-66-170.client.pikara.ne.jp
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