サモンナイト2 ハイグレ派閥の暗躍
深い深い禁忌の森の呼ばれる森の奥に、ひっそりとたたずむ荒れ果てた遺跡。

ここは遥か昔、調律者と呼ばれる強力な召喚師達が暮らしていた場所である。

既に遺跡内部の機能は完全に停止し、遺跡の護衛である機械魔も完全に破壊されているはずであった。

しかし、遺跡の機能が完全に停止した事により、その奥に封印されていた最悪の召喚獣が目覚めてしまったのであった。


聖王都ゼラムにある蒼の派閥本部、その一室に蒼の旅団に所属する召喚士、トリスとその護衛獣であるハサハは呼ばれていた。

何でも女性だけを狙う召喚士の徒党が最近街道や森に出現しているそうなのだ。

その謎の派閥の調査、そして壊滅が今回のトリスに与えられた任務だった。

謎の旅団が女性だけを狙う異常、ネスティやフォルテ達とは謎の派閥の本拠地を突き止めてから合流する事になっている。

トリスたちは一旦港町ファランに集まり、何人かのグループに分かれて謎の派閥の本拠地をつきとめる事にした。


「ねぇ、謎の派閥ってどうして女の人だけ狙うのかな?」

「分かんないよそんなの、女の人なら簡単に倒せるからとかそんなのじゃないのかな」

ファランから伸びる寂れた林道。

その林道をミニス、ハサハ、ユエルの3人は歩いていた。

勿論辺りの警戒は怠らない、何時どこで謎の旅団に襲われるか分からないからだ。

ハサハは常に水晶球に霊力を込めて辺りの様子を探り、ユエルは優秀な聴覚と嗅覚を常に研ぎ澄ませていた。

しかしミニスの今の召喚獣ではその旅団に襲われたときのアタッカーとしての役割しかない。

襲われるのを待つ受身の立場の今では特にやることも無いので、気が抜けるのも仕方ない。

噂ではあるが謎の旅団員は機属性の召喚術に長け、銃を自在に操るらしい。

もし遭遇したら、自分の召喚術で対処できるだろうか・・・

いざとなったら3人で安全な所まで逃げなくてはならない、そのときにも自分の召喚術が頼りだ。

大切な役割だよ、とトリスに言われた事を思い出し、ミニスが気を引き締めた時、近くから悲鳴が聞こえてきた。


「ねぇ、今の!」

「うん、間違いない、機械の匂いがするよ!」

「こっちの方から霊気の乱れを感じる・・・!」

「急ごう!誰かが襲われてるんだ!」

3人は林の中を走り抜け、湖のほとりで足を止める。

「いた、あそこだ!」

湖の対岸では3人ほどの若い女たちが確かに集団に襲われている。

その集団は手に奇妙な形の銃を持っており、それを女たちに向けて連射していた。

命中率は悪いのか、何発かは外すもののやがて光線が命中する。

すると女たちはまるで操り人形のように棒立ちになってしまった。

「全く手間をかけさせる・・・よし、神殿へ帰還するぞ」

旅団員たちが銃をしまい、棒立ちになった女たちを取り囲むようにして歩き始める。

女たちは旅団員に言われるがままに歩き始め、森の奥へと消えていってしまった。



「・・・間違いないね、アイツらだよ、謎の旅団って」

「うん、銃も持ってたしね」

「・・・これから、どうしようか」

確かに旅団の尻尾はつかんだ、だがここで見失えば奴らの本拠地を逃してしまうかもしれない。

しかしミニス達も幾多の実戦を潜り抜けたとはいえまだ少女、3人で相手にするには厳しいかもしれない。

「あいつらをここで見失うのは駄目だ・・・でも危なくなったらすぐに逃げよう」

「うん、そうだね、私の耳とハサハの水晶があれば大丈夫だよ」

「うん、ハサハも頑張る」

3人は旅団員達が消えた方向へゆっくりと歩き始めた。

物音を立てないように、しかし旅団員が進んだ方向を確実に察知しながら進むと、やがて古ぼけた遺跡が見えてきた。

「この遺跡・・・この前の戦いで完全に壊れたはずなのに・・・」

「見て、あいつらが中に入ってくよ!」

見ると旅団員達が扉の前で何か不思議なポーズを取り始める。

すると遺跡の大きな扉がゆっくりと開き、旅団員達が中へと入っていった。


「どうしよう、追いかける?」

「本拠地は分かったし・・・引き上げたほうがいいのかな」

「でも・・・あの女の人たちは・・・?」

確かにハサハの言うとおり、ここで引き上げてしまっては新たな被害者が生み出されてしまう。

「じゃあ、あの女の人たちを助けたらすぐに逃げよう、それならいいよね?」


「うん、そうしよう」

そして辺りを警戒しつつ遺跡の前に来たミニス達、しかし厳重かつ重そうな扉は3人が押しても引いてもうんともいわない。

「さっきのあいつら、何か変なポーズ取ってたよね」

「うん・・・あと何か言ってたよ、ユエルの耳でも聞こえなかったけど・・・」

「!誰か、来る」

「まずい!隠れなきゃ!」

3人が扉の影に隠れるのと同時に、何人かの旅団員と思われるハイレグ水着を着た女たちが扉の前に現れた。

女たちは扉の前に一列に並ぶと、大きく股を開き股間に手を当ててこう叫び始めた。

「ハイグレ!ハイグレ!ハイグレ!」

すると重そうな扉があの時のようにゆっくりと開いていく。


「あれが合言葉なんだ・・・」

「うわぁ、あんなの恥ずかしくないのかな・・・」

「でも、やらなきゃ入れないよ、ここは我慢しないと」

「う、うん・・・」

覚悟を決め、3人は扉の前に並ぶと、さっきの女たちのように大股開きになり大きな声でハイグレコールを叫ぶ。

すると同じように扉はゆっくりと開き始めた。

「うう・・・あんなのお姉ちゃんに見せられないよぉ」

「私だって恥ずかしかったよ!」

「シーッ!2人とも静かに!もう敵のど真ん中にいるんだからね!」

3人がコソコソと遺跡の中を進んでいくと、祭壇と思われる部屋の中から声が聞こえてきた。

「ここにいるのかな・・・?」

「ねぇ、あの上から見れそうだよ」

見ると崩れた瓦礫を上り、祭殿の上の隙間から中が覗けるようになっている。

3人は其処に隠れ、中の様子を伺う事にした。


「司祭様、ここに3人の新たな僕をお連れいたしました・・・」

「ご苦労、ではこれより洗礼の儀式を行う・・・」

司祭と呼ばれたハイレグ水着の上に金の刺繍の入ったローブを纏った女が一段高いところに立ち、大きな杖を掲げて呪文を唱えだした。

すると先ほど捕らえられた女たちを中心に大きな魔法陣が浮かび上がり、同時に司祭の背後で巨大なサモナイト石が光を放ち始める。

「偉大なるハイグレ魔王様!この者たちに尊い祝福を与えたまえ!ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」

「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」

「な、なんなのアレ・・・」

「わ、分かんないけど・・・間違いなくココが敵の本拠地だよ」

「私たちだけじゃ無理・・・ひとまずここは脱出・・・」

祭壇で起きている異常事態を飲み込めないミニス達3人であったが、敵の本拠地を突き詰めたことは事実である。

ここはひとまず撤退して仲間達と合流、態勢を立て直すべきと判断して瓦礫の影からこっそりと出ようとするが・・・

「・・・!?待って!あれを見て!」

ふと振り返ったミニスは、そこで信じられないものを目にすることになる。

何と、ミニスの視線の先には自分達の仲間であるパッフェルとアカネがいるではないか。

しかもその衣装は旅団員達と同じハイレグ水着である。

ここからではよく見えないが、潜入工作にしてはハイグレの動作に熱が入っている。

それに足元に彼女達が着ていた衣服が切り裂かれて放置されているのを見るに、恐らくは彼女達は洗脳されてしまったのだろう。

「そんな・・・パッフェルさん・・・アカネさん・・・」

パッフェルは鍛錬を積んだ凄腕のエージェントであり、アカネはシルターンの忍術を使う忍者である。

どちらも激戦の中を生き残った猛者であり、信頼できる仲間であった。

そんな彼女達がハイグレと叫びながら大きく股を開き恍惚の表情を浮かべているのはミニスやハサハ、ユエルには信じられなかった。

きっとこれは潜入捜査に違いない、何かの間違いだと思いたい3人であったが、その願いは儚く打ち砕かれてしまう。

 

 

「パッフェル、アカネ、どうですか?ハイグレ人間となった気分は」

「はい、司祭さま、最高の気分です」

「私たちをハイグレ人間に生まれ変わらせてくれて本当にありがとうございます!」

「かしこまらなくともいいのですよ、ハイグレ人間を生み出すのは私たちの使命なのですから」

「あぁ……なんて勿体無いお言葉!これからは鍛えた忍術の腕をハイグレ魔王様の為に振るいます!!」

「私もハイグレの素晴らしさに目覚めた今、逆スパイとして仲間達をハイグレ人間にし、必ずや調律者の生き残りであるトリスを魔王様の肉体として捧げて見せます!」

「フフフ、頼もしいことです……それではまず、そこにいる三人のかわいらしい子ネズミ達にハイグレ人間の素晴らしさを教えてさしあげなさい」

そういいながら司祭が杖をかざすと同時にミニスたちが隠れていた瓦礫がごっそりと消えうせ、彼女達の体が宙に浮かぶと祭殿の中央にワープさせられる。

「!?」

「そんな!?気づかれてたの!?」

「パッフェルさん!アカネさん!目を覚ましてください!」

いやらしい笑いを浮かべながら3人に向かって歩いてくるパッフェルとアカネに対し、必死に呼びかけるミニス。

「大丈夫だよミニスちゃん、私の忍術とハイグレ魔王様の力があれば、すぐに気持ちよくなれるって♪」

「そうですよ、私も最初はハイグレに屈しないってあんなに意地を張ってたのが馬鹿みたいだって今は後悔してるんですから」

だが、身も心もハイグレの虜となった二人にはその必死の思いも通用しない。

「やめてっ!こないで!いやあああ!!」

「ハサハ!くそっ!離せっ!離せよぉぉ!!」

「いやっ!やめてぇ!許してよぉ!」

祭壇にいたハイグレ人間たちに取り囲まれた三人は、バラバラの部屋に閉じ込められてしまった。

「あの3人をいかがなさるのですか?司祭様」

廃墟と化した神殿でいくつか残った豪奢な部屋、そのうちの一つである司祭の部屋で、ハイグレ人間となったパッフェルとアカネが司祭に対して奉仕をしていた。

汗ばんだ肌を自らのハイグレをこすりあわすことで清め、ハイグレすることによって股間に食い込んだハイグレの汚れを舌で舐め取る最上級の奉仕である。

2人の奴隷の心がこもった奉仕を受けながら、アカネとパッフェルの食い込みを深める奴隷への愛情表現をする司祭。

「ふふ、せっかく手に入れた素晴らしいハイグレ人間候補ですもの、あなたたちにも手伝ってもらって、たくさん気持ちよくなってもらいましょうね」

「あぁ……楽しみです」

「ふふ……早く皆でハイグレしたいわぁ」

司祭の肉ビラの隅から隅まで丹念に舌で掃除し、尻たぶを広げてアナルの皺の一本一本までほじくりながら

与えられる快感とミニスたち3人がかわいらしくハイグレに夢中になる姿を想像した2人は、既にハイレグの生地で吸いきれないほどに濡れている。

完全に堕落した2人を満足げに眺めながら、お礼とばかりに尿を2人の顔にかけていく司祭。

尿が顔に当たるたびに大きく息を吸い込みながら、パッフェルとアカネは絶頂を迎えていた


一般兵
2009年07月20日(月) 01時49分01秒 公開
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