深き森のハイグレエンジェル

青森県に住む高校2年生『秋野 南』とは私のこと、自慢の緑色の瞳、黒いストレートヘアを持っている。ん?表現が変?気にしない気にしない。
「森探索チーム集合。」
なぜか私は森探索チームという奇怪な集団に入れられた。
「いいか?今回こそ海探索チームを黙らせるぞ。」
リーダーの『山里 道也』は変人だがツンツン頭で容姿は素晴らしい。
「南、頑張りましょう。」
私の肩を叩く少女『相沢 心』おっとりした目、おっとりした顔、おっとりした髪型、ん?表現が変?気にならない気にならない。
「ねぇ、この前はスズメバチに追われて散々だったじゃん。本気で行くの?」
「秋野!弱音を吐くな!!」
「ひっ!・・・わかってるわよ。」
「・・・・・コールドスプレーならある。」
コールドスプレーを私に見せる赤髪ショートヘアの少女『沢田 光』どうせなら虫よけスプレーでも欲しいけどなぁ。
「さぁて、出発だ。」
森探索チームは私たち4人で結成されてる・・・どうして私は巻き込まれたんだろ。

森の前、私たち4人は集合した。
「森探索チーム出動。」
「おぉーー!」
元気良く返事する心
「・・・おぉー。」
少しやる気が見える光。
「・・・・・。」
やる気なしの私。
「行くぞぉーーー。」
十分後私たちは迷いました。
「あれ?おかしいな。」
「おかしいのはリーダーの頭では。」
私はちょっといやみ風に言う。
「秋野、お前が道案内をするんだ。」
「は?」
「俺の指示が不満みたいだからな、任せた。」
私は任された。
「やってやるわよ、皆、私についてきなさーい。」
ニ十分後、さらに迷いました。
「リーダー、迷いました。」
「よくやった、ろくでなし。」
失礼ね。
「私は精いっぱいやったわよ。」
「結果は無様だけどな。」
「あんたに言われたくないわよ。」
心と光は変な眼で私と道也を見ている。
「見ないで、私をそんな目で見ないで。」
「・・・ねぇ、あれは何かな?」
光が指さす先には洞窟があった。
「どうする?行く?」
「森の研究材料になりそうだな、行こうぜ。」
私たち4人は洞窟の中へ。何が起こるのだろう・・・

「うわ、真っ暗。」
私は暗いところが苦手なんだよね。
「へぇ、秋野って憶病なんだな。」
道也にバカにされた・・・妙にムカつく。
「とりあえず進みましょうよ。」
心がどんどん先に行ってしまう。・・・私だって、怖くなんてないもん。
「ほら、行くよ道也。」
「手を握ってほしいのか?」
「・・・変態。」
私は道也というバカを置いて先に進みます。
「おい、待てよ。」
ただ真っ暗な道を進森探索チーム。
「・・・湿気が高い。」
「森にある洞窟だから無理もないだろ。」
私たち4人は後悔しています。なぜなら行き止まりを見つけてしまったのです。
「「「「やられた・・・。」」」」
私たち4人は回れ右をして引き返す・・・って、何かいますよ。
「うおぉぉぉおおお!!」
道也が叫んでる・・・え?
「何かありましたか?元気な子供たち。」
私の3倍近くある胸、パッチリした目、小さいお顔、天使のような羽を背中にはやしていて、頭の上にはリングが・・・って。
「ええぇぇぇぇぇえええ!!」
「そこの女の子、どうかしましたか?」
どうかしましたか?じゃないでしょ、あんた天使?天使なんですかぁぁ!?
「あなた何者!?」
「私はこの森の守り神といったところです。」
突っ込みどころ満載じゃない。
「待て、秋野。今聞くのはそんなことじゃない。」
「道也?」
「守り神さん、どうして水着を着ているのですか?」
男ってやつは・・・確かに、森の守り神が切れ込みの激しい白い水着着ているのはあまりにも変。でも・・・
「道也、なんであんたデレデレなのよ!!」
「秋野は黙っていろ。」
ムカつく・・・
「元気な坊や、何かお悩みかしら?」
「はい!どうしてあなたは綺麗なんですか?」
バカだ、バカがいるよ、帰れ!
「付き合いきれないよ、心、光、行こう。」
「う、うん。」
「了解。」
私と心と光は洞窟の入口へ戻っていった。
「どうして綺麗?そうね、ハイグレ魔王様のおかげかしら。」
「ハイグレ魔王?」
聞いたことのない人物名。
「そう、ハイグレ魔王様。素敵なお方よ、今は関東エリアの侵略をしている方。」
「侵略?」
どう考えても非現実的。
「こうやって侵略するのよ。」
道也は天使さんに抱擁を・・・接吻を・・・
「・・・・・あはははは・・。」
道也破損。
「どう?もっと侵略されたい?」
「は・・・はい・・・・・。」
道也の目が・・・いやらしい。
「では・・・目を閉じて。」
「は・・ははは・・・・。」

洞窟の外に出た私と心と光。
「道也って本当に嫌な奴。」
「とか言って仲よさそうじゃん。」
「同感。」
天地が引っくり返ってもあり得ない。
「冗談やめて、誰があんな女ったらしと。」
「でも、南、いつも授業中道也さんを見ているでは。」
「見てない、見てない、見てなーい!!」
見てないもん。
「ねぇ、あれって海探索チームの連中じゃない?」
心が森の奥を指さす。
「あ、ほんとだ。」
「偵察?」
「だとしたらたちが悪いわね。」
私は卑怯な奴だけは大嫌い。
「追いかけるわよ。」
私は海探索チームを追っていった。
「もう、私は追いかけるから光はここにいて。」
「了解。」
心も走っていった。
「・・・・・・。」
1人残った光。
「あれ?光、何してんだ?」
道也の声が光の耳に届いた。
「道也君、天使さんも。」
「少〜しだけ話があるんだが。」
「いいけど・・・。」

続く
new002
http:// ://ameblo.jp/yu-saiki/
2010年03月18日(木) 18時13分32秒 公開
■この作品の著作権はnew002さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
ZX氏、あることをしたnew002です。
かなりハイテンションだったnew002です。
テンションは前に戻しますね。
作品も今まで通り丁寧に書きます。