極寒の中のハイグレプリンセス
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北海道に住む高校二年生、青髪ロングヘアが自慢の私こと『崎本 千夏』は只今コタツに突っ伏しています。Aカップなのは内緒ね。これでも目は垂れ目で可愛いって言ってもらったこともあるんだから。 「ふぇ〜、何か退屈〜。」 私は最近やることがなくて暇です。 「千夏ねぇ、遊んでぇ。」 「遊んでぇ。」 私のもとに双子の妹の『崎本 真希』と『崎本 美樹』が登場ですねぇ、二人ともツインテールですねぇ、青髪ですねぇ、目ざわりですねぇ。 「今お姉ちゃんはね、コタツでゆっくりするという任務があるんですよ。あっちへお行き。」 「遊ばないとこうしちゃうですぅ。」 「こうしちゃうですぅ。」 真希と美樹が私をくすぐってますねぇ、でもぜんぜん効かないですねぇ、むしろ気持ちいいですねぇ。 「あははは、二人ともたいしたことないなぁ。」 私は真希と美樹をくすぐり返す・・・これって遊んであげてるよね? 「千夏ねぇ。春斗にぃが探してたよ。」 「探してたよ。」 「春斗の奴、まだ諦めてなかったの?」 春斗とはいっつもコタツに入って寝てる私に好意を抱く重症の男子、本名は『風宮 春斗』この前も告白されたが普通に断った。 「なんて言ってた?」 「好きだ、付き合ってくれって。」 「くれって。」 ため息しか出ない。 「なんて言っといた?」 「いいよって。」 「よって。」 「・・・・・・・。」 私はコタツから出て、コートを着て外に向かう、なぜって?誤解を解くためよ。
「真希と美樹め、後で覚えてなさい・・・。」 私は雪原を歩き春斗の家へ。 「おおぉぉお!愛しの妻よ、よく来てくれた。」 「あんたはいつまで夢を見ているの?私はあんたと付き合わないわよ。」 ほんっと春斗はおめでたい頭をしてるわ。 「そんな冷たいこと言うなよ、さぁ、僕の懐で温まりなよ。」 「やめて、私はあんたが嫌いなの。」 「嫌い嫌いは好きのうちさ。」 !?こいつは非常識よ・・・。 「とにかく私に近づかないで!」 私はこのバカから走って遠ざかった。 帰り道、うずくまっている少女がいることに気づく。変なマントをかぶっているようだ。 「・・・女の子?」 私はその少女に近づいた。 「君、どうしたの?お父さんやお母さんは?」 その少女は立ち上がる。 「え?何者?」 その少女は青い肌をしていてツインテール、そしてピンクのハイレグ姿。 「にゃははは、ミーの名前はハイグレプリンセスなのだ。」 「・・・・・春斗なみに重症ね。」 哀れな子、現実を見失ったなんて、まず水着姿の時点で病気よ。 「むぅ、なぜお前はハイグレ人間でないのだ。」 「さっさと服を着なさい。」 「ミーをハイグレプリンセスと知っていての無礼か?」 この子、今にも飛びかかってきそうじゃない。関わらない方がいいわね。 「申し訳ありませんハイグレプリンセス、私は忙しいので失礼。」 私はダッシュでその場から去っていった。 「むむ、あの娘、あたしの僕にしてやろう。」 何か聞こえたような・・・
私は無事帰宅。 「ただいま、真希、美樹。いる?」 返事はない。 「真希?美樹?」 私が部屋に戻ったら、コタツの上に手紙があった。 「手紙?」 私は手紙を読み始める。 『にゃははは、おまえの妹達はミーが預かったのだ。返して欲しければさっきの場所に来るのだ。』 「は?」 なんでさっきの子が私の家を知っているのよ、きっと誰かの悪戯ね。 「真希、美樹、いるんでしょ?悪戯が過ぎるわよ。」 「千夏、どうしたの?」 着物姿の私のお母さん、髪がしっかり髪留めでまとまってて私の自慢のお母さんなのよね。 「真希と美樹を知らない?」 「あら?いないの?」 「え?お母さんも知らないの?。」 お母さんは玄関へ向かう。 「真希と美樹、外に行った見たいね。」 玄関には真希と美樹の靴がなかった。 「・・・私も出掛けてくるね。」 私はさっきの子のいたところへ。
「にゃははは、やっと来たか。」 「真希と美樹はどこ?」 「にゃはは、見せてやる。来い、ミーの僕。」 ハイグレプリンセスだっけ?そんなのが呼ぶと、真希と美樹が・・・ 「「ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハイグレッ♪」」 真希は水色、美樹は黄緑のハイレグ水着を着て、自分のXラインをなぞる様に手を動かしながら私のもとにやってきた・・・ちょっと待って。 「真希!?美樹!?あんたたち寒くないの?って、それ以前に何があったの?」 動揺する私を見て、ハイグレプリンセスは高らかに笑う。 「にゃはははは♪見たか、ミーに逆らうものは僕にしてやるのだ。」 「真希と美樹を元に戻しなさい。」 「にゃは、ミーの僕はハイグレ人間になれて嬉しい様だぞ。」 「そんなの嘘よ、真希と美樹はあんたみたいな人間かもわからない奴とは違うのよ。」 私は真希と美樹に駆け寄る。 「真希、美樹、今元に戻してあげる。」 「ハイグレッ♪ハイグレッ♪千夏ねぇ何言っているの?ハイグレ人間って楽しいよ。ハイグレッ♪」 「ハイグレッ♪ハイグレッ♪楽しいよ。ハイグレッ♪」 「そんな・・・。」 私は悔しい。だって2人の妹がこんな恥ずかしい姿にされているのに何もできないから。 「にゃはは、次はお前がミーにハイグレを見せる番だ。」 「冗談でしょ?誰があんたみたいな変人になるものですか。」 私は珍しくやる気が出ているわ。絶対にこのガキをブッ倒す。 「にゃはにゃは、ミーの僕よ、この娘をハイグレ人間にしてやるのだ。」 「「ハイグレッ♪ハイグレッ♪お任せください。」」 真希と美樹が私を取り押さえにかかってきてる。 「真希、美樹・・・ごめん!」 やってしまった・・・私は妹に手をあげた姉です。 「にゃはは、やっぱり人間は醜いのだ。」 「覚悟しなさい、この変態娘。」 私はガキの方に振り替えるが・・・。 「あれ?いない・・・。」 「こっちだよ〜ん。」 いつの間にか私の後ろに回り込んでいたガキ。 「ちょこまかと。」 「きゃほーい。」 私はガキに押し倒された。 「お前の胸ちっちゃいなぁ。ミーのと変わらないぞ。にゃはははは。」 すごく腹立たしい。 「お前の恥ずかしそうにハイグレをする姿がみたいのだ。見せろ、見せろぉ。」 「いい加減にしなさい!」 私はガキの肩をつかむ。 「にゃはは、無駄なのだ。」 ガキが私の口に指を突っ込んできた。 「ふぁふぇふぉー。」(やめろー) 「にゃはは、面白いぞ。そろそろミーの僕になるがいい。」 ガキの手が赤く光る。って、人間じゃ無さ過ぎ。 「これからはハイグレプリンセス様と呼ぶのだ。」 ガキの手が私に触れた瞬間、赤い光は私の体を包み込む。 「ひゃ!・・・あれぇ、ぽかぽかするぅ。あはは♪気持ちいいや。」 私の頭が変な気がするぅ、でも気持ちいいからどうでもいいや♪ 「にゃはは、さぁ、新しいハイグレ人間の誕生だ。」 私の体にぴったりフィットする赤いハイレグ水着・・・なんて素敵なのぉ? 「あはは♪私はハイグレ人間千夏、ハイグレプリンセス様に忠誠を誓いますぅ。あはは♪」 「いいぞ、では忠誠のポーズをとれ。」 私はハイグレプリンセス様のためにゆっくりと蟹股になっちゃってま〜す。そして、私のXラインを強調するように激しく手を動かしま〜す。 「ハイグレェェッ♪ハイグレェェッ♪ハイグレプリンセス様、先ほどのご無礼お許しください。ハイグレェェッ♪」 私はちょっと恥ずかしいけどハイグレをしてま〜す。 「にゃはは、さっきまではミーのことを変態と言っていたではないか。」 「ハイグレェェッ♪本当に申し訳ありませんでした。」 「ふむ、まぁ、よかろう。」 ハイグレプリンセス様、なんて心の広いお方。私一生ついていきま〜す。 「あはは♪楽しいなぁ♪」 「にゃははは、北海道地方のハイグレ化、お前に協力してもらうぞ。」 「ハイグレェッッ♪ハイグレプリンセス様の命令なら何でも聞きま〜す。ハイグレェェェェッ♪」 私は雪の降る中、ハイグレプリンセス様に忠誠のポーズをとり続けた。 寒くなんてないよ、ぽかぽかするも〜ん♪
続く
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new002
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2010年03月18日(木) 18時14分10秒 公開
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私の名前はnew002です。
・・・って002に変わりはないんですが。 わかっています、いきなり4作品も出してお前は何を考えているんだ? そう思ってますよね?
名もなきHIグレ人間さん、コメントありがとうございます。 そうですね、質が下がってしまっては元も子もありませんね。 手抜き作業はしません、頑張ります。
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