子供魔王 VS ハイグレ魔王 |
ラハール「ふぁ・・・ ぁぁぁ・・・ 平和だな・・・」 エトナ「そうですねぇ。最近はたいした事件もなく。暇を持て余してますねぇ」 フロン「いいじゃないですか!!平和なのはいいことです!!」 ラハール「それでは話が終わってしまうではないか!!どれ、気晴らしにどこかに出かけるか」 エトナ「出かける・・・ って。どこに行くんですか?」 ラハール「・・・とりあえず時空の渡し人に会いに行くのだ。どこか面白そうな場所はないか・・・」 フロン「ご無沙汰しております。渡し人さん」 渡し人「お疲れ様です殿下。今日はどちらにお出かけですか?」 ラハール「うむ。それなのだが・・・ 何か珍しい場所はないかの?」 エトナ「久々に思いっきり暴れてみたいからさ。なんか強そうな奴がいるところとかさ!!」 渡し人「強そうな奴・・・ですか?少々お待ちくださいね・・・」 フロン「どうせなら正義の味方とかカッコいいヒーローがいる星がいいですね!!」 ラハール「何をいう!!どうせなら別次元の魔王だ!!そいつを倒して俺様がその次元を支配してくれる!!」 エトナ「殿下ー。前にそんなこといって負けちゃったこと、忘れてないですよねー?」 ラハール「うるさいっ!!あれは腹の調子が悪かったのだ!!」 渡し人「えっと。要望にお答えできる場所が見つかりましたよ」 フロン「おおっ!!正義のヒーローさんがいるところですか!?」 ラハール「強力な魔王だな!!」 渡し人「えっと。どちらも在住のようです。場所は・・・」 エトナ「・・・あら?案外近くじゃない。さっそく行ってみます?」 ラハール「うむ。さっそく出かけるぞ。一応部下も数人連れていくか・・・」 フロン「あ。前に1人でいって負けちゃったこと、後悔してるんですね?」 ラハール「やかましいっ!!さっさといくぞ!!」 エトナ「・・・なんか見た感じは前に来た『地球』ってとこと似てますねー」 ラハール「というか。そのものズバリなんじゃないか?」 フロン「なんだか騒がしいですよ・・・ ケンカでもしてるんでしょうか?」 アクション仮面「君達!!こんなところにいると危ないぞ!!早く逃げるんだ!!」 エトナ「な・・・ 何!?仮面の男!?」 フロン「カ・・・ カッコイイです!!」 ハイグレ兵士「逃がさないぞー!!お前達もハイグレ光線銃をくらえー!!」 アーチャー「な・・・ なんですかっ!!うわ・・・ あぁぁ・・・!!」 アクション仮面「しまった・・・ 遅かったか!!アクション!!ビーム!!」 ハイグレ兵士「ぐわぁぁぁ・・・ やられたぁ〜!!」 ラハール「・・・なんだあいつ。お約束のようなやられ方をしおって」 エトナ「ちょっと、大丈夫!?どっか怪我してない!?」 アーチャー「か・・・ 体が熱い・・・ 全身が熱いです・・・!!」 フロン「待ってくださいね!!今治療しま・・・ え・・・ えぇっ!?」 エトナ「・・・何これ!?服が勝手に・・・ 水着になってるわよ!?」 アクション仮面「彼女はもう手遅れだ・・・ 洗脳銃を受けてしまった・・・」 アーチャー「何・・・ 何これ・・・ 手が・・・ 勝手に・・・ 勝手にぃぃぃ・・・!!」 ラハール「おい!?何がいったいどうしたというのだ!?」 アーチャー「ハイグレッ!!ハイグレッ!!ハイグレッ!!ハイグレッ!!」 フロン「え・・・ えぇ・・・ えぇぇぇぇ!?」 アクション仮面「ハイグレ洗脳銃を受けてしまうと・・・ 服がハイレグ水着に変化し。このような動きを続けてしまうのだ・・・」 エトナ「な・・・ なんて意味のない洗脳・・・」 ラハール「しかしだな・・・ こんな動きを続けさせられると思うと哀れで死にたくなるぞ」 アーチャー「はひっ・・・ ハイグレ・・・ 気持ちいひぃぃぃ・・・!!ハイグレッ!!ハイグレッ!!」 フロン「でもこのままにしておくのは可愛そうですよ・・・ なんとか元に戻してあげれないんですか?」 アクション仮面「ハイグレ魔王を倒せば元に洗脳はとけると思うのだが・・・」 ラハール「魔王!?魔王だと!?そいつは強いのか!?」 アクション仮面「あぁ。私1人では奴のところまで行けず途方にくれていたところだ」 ラハール「・・・よし!!この大魔王ラハール様が力を貸してやるぞ!!そいつの城まで連れていくがよい!!」 アクション仮面「大魔王・・・ 君は子供じゃないのか?」 エトナ「あー。話せば長くなっちゃうから。とりあえず向かいながら説明するわね」 フロン「・・・」 ラハール「どうしたのだ、フロン。ソイツはおいていくしかあるまい。どうせハイグレ魔王とやらを倒せば元に戻るのだ。心配するな」 フロン「は・・・ はい!!そうですよね!!」 アクション仮面「なるほど・・・ 異世界の魔王だと。見た目は子供だが私よりも随分長生きなんだな」 ラハール「うむ。敬うがいいぞ」 エトナ「それはそうと殿下ー。フロンちゃんが見当たりませんよ?」 ラハール「何っ!?奴め・・・ 敵前逃亡とは!!後でお仕置きだ!!」 アクション仮面「嫌な予感がする・・・ 急いで彼女を探すんだ!!」 ラハール「俺様に命令するな!!ほおっておけ。軟弱物に用はない」 エトナ「殿下ー。そっち、お城の方角じゃないですよー?素直じゃないんだから」 フロン「・・・だ、誰もいないですよね?いないですよね?」 (・・・・・) フロン「えっと・・・ こんな感じ・・・ かな・・・?」 (・・・・・) フロン「(・・・あ、なんだか・・・ 変な気持ち・・・ かも・・・)」 ?「・・・あら。どうしたのかしら。お嬢ちゃん?」 フロン「うわっ!!あわわわわ・・・ これは・・・ その・・・ ええっと・・・!!」 ?「恥ずかしがらなくてもいいのよ・・・ ほら。こうやって・・・ してたんでしょ?」 フロン「あ・・・ そんな・・・ だめ・・・ ですぅ・・・!!」 ?「ほーら。おまたをこするのが・・・ 気持ちいいんでしょう・・・?」 フロン「あ・・・ 気持ちい・・・ ぁ・・・」 ?「そのまま声をだしてごらんなさい?ほーら?『ハイグレ、ハイグレ』って」 フロン「はい・・・ ぐれ・・・?あなた・・・ まさか・・・!?」 ?「あら?私のことは知ってるみたいね?でももう手遅れよ。この光線銃で・・・ 貴方もハイグレのとりこ・・・」 フロン「うぁ・・・ あぁぁ・・・」 ?「ほら。貴方の服装もハイレグ水着にしてあげたわよ。我慢しないで。ハイグレしちゃいなさい」 フロン「だめ・・・ だめですぅ・・・ ラハールさん・・・ 助けてぇぇ・・・」 ?「そういいつつも・・・ もうハイグレの動きがやめられないみたいね・・・ うふふ・・・」 アクション仮面「貴様は・・・ ハイグレ魔王!!」 ラハール「ほぅ・・・ 貴様がハイグレ魔王か。わざわざ城に行く手間が省けたというもの。相手をしてやろう」 エトナ「そんなことより殿下ー。フロンちゃんの様子が変ですよ?」 フロン「ラハールさん・・・ らめなんれすぅ・・・ ハイグレが・・・ 気持ちよくて・・・ らめなのにひぃ・・・!!」 アクション仮面「ハイグレ魔王・・・ また罪のない子供を洗脳したな!!許せん!!」 ラハール「心配するな。この場でこいつを始末すればいいだけの話だ。覚悟は出来てるんだろうな?」 ハイグレ魔王「ふふ・・・ 貴方達の相手もいいけど。今はこの子を洗脳してあげるのが先よ」 エトナ「なっ・・・ 消えた!?」 アクション仮面「奴の城に急ごう。早くしないと完全に洗脳されてしまうぞ!!」 ラハール「まったくフロンの奴め・・・ 余計な手間をかけさせおって・・・!!」 |
青羽
2010年09月25日(土) 23時54分35秒 公開 ■この作品の著作権は青羽さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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